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ライフテーマ


 実はこのホームページを作り始めて、形も少し出来てきた時に気がついたのですが、このホームページはキャリア構成理論に出てくるライフラインチャートを文章で表現したようなものになっています。

 1984年の大学時代の卒業論文。1990年までに2度の転職と、そこで入社した企業での実務知識。2002年にたまたまの巡り合いで、なぜか卒業論文との関連性を感じて講座を受け始め続けた組織論(CSR)の勉強(大学側の事情により2019年で終了)。勉強を始めた組織論を念頭に置いて活動した営業活動やマネジメントの実践(2019年に退社)。2017年頃から今後に迷っているときにメンターである人から誘われたカウンセリング勉強会と、それを機にキャリアカウンセリング(CDA)・キャリアコンサルタントの資格取得。このキャリアカウンセリングで学んだ知識と組織論での課題が合致し、最終的に今後の目標が明確になったこと。そして2020年の今、社会構成主義やポストモダンの概念が、1984年の卒論を35年後にまとめ直すことによってより良く理解できたこと。これらがつながって、今のライフテーマである「経験代謝」を基軸とした「キャリアカウンセリング型組織開発®」の実践へのチャレンジ(まだまだこれからですが)へとつながっています。

 つまりこのホームページは過去のストリーやナラティヴを1本の線でつなげて、ライフキャリアストーリーとして整理をしている形になっています。

 今現在も次に向けてのナラティヴをキャリアカウンセラーとしての日々の経験を通して吸収している感じです。

合わせて、現在コロナウイルスの発生・拡散によって社会がざわついていますが、これらが社会の変化を加速し、ポストモダン時代への変化がより加速してゆくようにも思います。


【追記】2021年10月末時点
 その後、新型コロナも第5波まで拡大しましたが、現時点では収束し、驚くべきスピードで新規感染者が日本国内では減少しました。そのような時期ですが、その後もライフテーマに沿って、過去と未来は収束を続けています。

 上記の後、37年前に新入社員として同じ班で研修を受けた友人が「アクティブリスニングリスニングインタビュー」をマーケティングのグループインタビューにおいて提唱し、そこの基礎理論である「意識マトリックス理論」を取り入れることにより、キャリアカウンセリング型組織開発®の各種項目をある程度理論的により収束することが出来ました。
 因みにこの「アクティブリスニング」についても、彼がこちらに傾聴について問いかけから命名したようです。また、彼とのやり取りの中で、組織開発の目指すべき目標をより具体的にすることも出来ました。

 また、対話型組織開発の主軸は「プロセスコンサルテーション」においていたのですが、その後ご縁があって、その翻訳者である尾川先生の「OD寺小屋」に巡り合うという幸運に恵まれ、シャイン先生の考え方をより深く学ぶことが出来ているという流れになっています。そこでは、対話型組織開発においてのシステムとしての対応としての家族療法≒「ブリーフセラピー」の有用性により気づかされますが、この「ブリーフセラピー」もこのホームページでは大切にしているもので、「ライフテーマ」に気づくことによりどんどんとリンクが進んでいる流れになっています。