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キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、キャリア&コンサルタントと単純に捉えればキャリアの専門家ということになる。キャリアというものが、周囲との関わりや組織(広義の組織、企業だけでなく、サークル活動や家族も含む)で、意識されその中で発達すると考えるとキャリアコンサルタントはもっと組織自体の知識(組織論)を持つことも大切のように感じる。

 例えば、ゴルフコンサルタントと言われれば、なにかゴルフに精通して相談出来る相手だと感じられる。また、ゴルフカウンセラーとなると、ゴルフの心理面をサポートする感じが出てくるし、メンタルコーチというニュアンアスも強くなるように思う。

 もちろん発達理論や転機の理論等はキャリア理解という意味で大切であるし、キャリアコンサルタントの領域は多岐に渡るので、あらゆるカテゴリーで組織論が必ず必要という事ではないともちろん思う。

 但し、就職や転職、組織で働いている方に対応する場合は、各種キャリア理論の背景にある組織論にもっとキャリアコンサルタントが触れる場があれば良いように感じる。

 カウンセリングの知識は、もちろん活動ベースでは必須である。ただ、キャリアコンサルタントとして臨床心理士やセラピスト・各種コンサルタントとの専門性違いを明確にする為には、組織の専門家+カウンセラーという側面があっても良いように感じる。

 目標としては自身のキャリアカウンセラーとしての差別化として、組織論を念頭においたコンサルティング・カウンセリングを広めてゆきたいと思っています。