Social Good キャリア® について


  昨今人的資本経営に注目が集まっていますが、この実現の為には企業の「人間的側面」(能率(効率)・efficiency)を組織の目的(パーパス)の実現「企業的側面」(有効性(効果)・effectiveness)につなげてゆく必要があります。つまり、個人のキャリア開発を組織の活性化につなげてゆくことが大切になります。個人のキャリア発達(Career Development)を組織の発展(Oraganization Development)に繋げてゆくには、キャリア開発、組織開発、マネジメント、更にはマーケティング・イノベーション等の幅広い領域が関連しますが、現在のそれぞれの部分的に特化したものとなりがちで、全体的な視点で捉えてゆく必要もあります。

 Social Good キャリアでは、「キャリア開発と組織支援のワンストップサービス」をコンセプトとし、個人支援と組織支援の両立を目指すキャリアカウンセリング型組織開発」の提供を通じて、

より良い人生・組織の実現をお手伝いするとともに、より良い社会(Social Good)の実現を目指しています。


組織内の「関係性・やる気・業績」向上に向けた経営(組織開発)のご相談

特に、リーダー・役職者の方向けのマネジメント理論等を踏まえたキャリアカウンセリングに承っております。


 組織内におけるキャリアコンサルティング(※1)では、対象者の環境である組織への働きかけが必要な場合も多く、結果として組織開発につながってゆくことになります。その為に、キャリアコンサルティングの延長線に組織開発を捉える必要があります。

 「人的資本経営」という視点でも、キャリア開発をその組織目的(パーパス)の達成に繋げてゆく必要があります。逆に、組織開発においても個人支援であるキャリアコンサルティングをもっと活かしてゆく必要性もあります。

 組織開発(支援)では、最初のコンタクトは、組織の窓口担当者とコンサルタントとの間での1対1の問い合わせという対話から始まります。その対話の中から組織が必要とする支援課題を見つけ出し、その改善に向けての活動を始めてゆくことになります。(これをプロセス・コンサルテーションと言います)。これはどのような組織支援のスタートにおいても発生しますが、キャリアコンサルティングを応用することにより良く対応することが出来ます。また、組織開発においては、反対勢力に対する対応や組織文化の変更の必要性も出てきますが、これらの対応にも、個の対応であるキャリアコンサルティングをグ使って、その解決につなげることが出来ます。

 ドッラカーが「マネジメント」で指摘をしているように、企業はその使命であるイノベーションとマーケティングを行う必要があります。今(2024年時点)、世間では「物価上昇」と「賃上げ」の好循環等と言われていますが、企業のイノベーションによる新製品開発や生産工程の効率化等の生産性の向上が伴わなければ、生活が豊かになる条件である「賃上げ」が「物価上昇」を上回る状況が実現することは難しくなります。この問題についても、意識マトリクス理論を応用しながら、キャリアコンサルティングの枠組みを使って、企業の活性化を行うことが有効になります。

 

 これらを踏まえて、『新市場創造型商品・新サービス・新事業をサスティナブルに創発できる創造的組織開発』として、「人的資本経営」で求められている個人の支援組織の支援を両立を実現し、更に企業の本質であるマーケティングとイノベーションも視野に入れながら進めていくキャリアカウンセリング型組織開発を提案し、その情報の提供等を行っています。


※1) キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリングは、一般的にはほぼ同じものとされています。しかし、キャリアコンサルティングはどちらかというとシステマティック・アプローチを用いたコンサルティング、キャリアカウンセリングは心理面に重点をおいた傾聴を中心とするカウンセリングの側面が強いアプローチたなっている事もあり、このホームページではこれらを基本的には区別をしています。キャリアに全般に関する面談をこの両者を含んだ広義のキャリアコンサルティングを意味する「キャリア開発面談」としています。

 このホームページではそれぞれを解説する場面に合わせて区別して表現するようにしています。





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